皆さんこんにちは、こんばんは!
本日も気まぐれおやじのブログにご訪問ありがとうございます
おいらは今日も「日々楽しく、自由きままに!」
本日はお日柄も佳く・・・
誠に以て水曜日です
そろそろ仕事の疲れが出てくる頃ですが
何とか元気に乗り切りましょう (^^)/
さて、明日は「ベースボール記念日」
だそうな・・・
1846年(なんと!江戸時代・・)
近代野球の基本ルールにのっとった試合が
ニュージャージー州で行われた・・とか
ベースボールは日本に伝わり
「野の球」と書いて「野球」となりました
ただ、その後・・・
「野球」は日本人の国民性に沿った
独特の普及・進化を遂げ
ベースボール=野球とは言い難い
という説もあります
基本的には同じルールで行われる
ベースボールと野球のどこがどう違うのか
それは、日本の野球には・・・というか
スポーツ全般(芸術なども・・)に対する
日本人独特の精神、感性が
息づいていることによるものです
あ、どうも・・・
歴史悲話ヒステリー
「気まおや」でごじゃる ('_')b
休みの日はテレビ観戦が多くなったでごじゃる
たとえば・・・
日本古来のスポーツというか
ほとんど武術ですが
あるいは芸事には「道」がついています
柔道、剣道、空手道、合気道
華道、茶道・・・
これは、ただ単に
勝った!負けた!といった
表面的な結果だけでなく
技術と同時に精神も高め
心技体、総合的な完成を目指す
といったことでしょう
道を極める・・・
そこには相手をリスペクトし
お互いに切磋琢磨して
共に高みを目指す
という精神が宿っているのでごじゃる
日本の「道」は
礼に始まり礼に終わる
勝つためには手段を選ばず
ルールも倫理も無視し
負けたら逆恨みして相手に暴力を振るう
そこらへんの国の人種とは次元が違うのです
昭和の時代には
国内で行われるあらゆるスポーツ大会で
開会式の選手宣誓では必ず
「正々堂々と闘うことを誓います!!」
と、宣言してました
日本人がスポーツと向き合う時
古来より、この精神が
連綿と受け継がれていたことを示す
象徴的なシーンでごじゃる
そして・・・
昔むかし、日本人社会には
「判官ひいき」という言葉がございましてな
争い事を第三者として見る場合
自分の縁者が関わっていない限りは
月光仮面でなくても
「弱い人に味方する・・」
というのが日本人の心情だったのでごじゃります
勝者がいれば敗者がいる
「強い者への憧れ」と「弱い者への労わり」
このバランスで光りを当ててこそ
スポーツは面白いのかも知れません
日本人的には・・・
今、プロ野球は宴もたけなわ
セ・パ交流戦も佳境に入ってまいりました
そんな日本の野球も
昭和の時代までは
「野球道」という言葉が
盛んに使われていました
現存する日本最古のプロ球団
大日本東京野球倶楽部(現在の読売ジャイアンツ)
が創設されて91年
全日本職業野球連盟(ようするにプロ野球)
が創設されて89年
その永い歴史の中に埋もれた一コマ
●球史に残る弱小球団「高橋ユニオンズ」
おいらがまだ生まれる前の話じゃ
こんなコラムを見つけたので紹介します
[球史に残る弱小球団](原文のまま)
※前段省略
昭和31年10月8日、埼玉県営浦和球場で行われた対毎日オリオンズとのシーズン最終戦、高橋ユニオンズにとっては非常に重要な意味を持つ試合だった。
もし、ユニオンズが敗れると勝率が3割5分に達しない。
実は昭和28年12月14日に開かれたパ・リーグ理事会で、「来シーズンから勝率0.350を下回ったチームに500万円の制裁金を課す」という決議がなされた。
これはシーズン終盤に、モチベーションを失った下位チームにも奮起を促すためのものである。
500万円という金額が、当時の経済レベルでどのくらいのものかはデータを集めてみないと分らないが、現在の感覚で億単位であることは間違いないだろう。
ユニオンズは前年にも制裁金を支払っており、2年連続となると、ただでさえ資金難に喘いでいるチームとしては、存続さえ危ぶまれる情況にあったのだ。
当時の毎日オリオンズは強豪である。
2リーグ分裂時の昭和25年以降、優勝から遠ざかっていたが、セ・リーグは読売、パ・リーグは毎日という、球界盟主としての座に君臨していた。
そんな毎日だからこそ選手たちは、絶対負けられない立場のユニオンズ以上に、「ユニオンズ勝ってくれ」と願っていたに違いない。
とかにく、この試合は「勝たない」ことが暗黙の了解だった。
しかし、現実の試合はなかなか思うようにいかない。
オリオンズの先発中川投手は、まるでフリーバッティングのようにど真ん中に打ちやすい球を投げるのだが、「勝たなければならない」ユニオンズの選手達は、プレッシャーなのか、これがなかなか打てない。
それではと、オリオンズは4回からピッチャーを植村に交代、これが功を奏したのか、ユニオンズはルーキー佐々木信也(のちの人気解説者)のタイムリー・ツーベースで3点を先制した。
その裏に1点を返されたが、7回にも1点を追加、ようやく4-1で9回裏を迎えた。
両チームとも一安心、と思ったのもつかの間、なんと、打ちたくなかったオリオンズに連打が出てしまった。
あっという間に4-3、なんとか2死までこぎつけたが満塁。
そしてバッターのカウントは2-3。
さあ、どうする。
固まるユニオンズのピッチャー伊藤四郎。
ボールになれば押し出し同点、ヒットが出れば一打逆転。
固唾を飲む両軍ベンチ、大きく深呼吸し、気を取りなおした伊藤投手から放たれた一球は・・。
「ストライク!」長谷川球審の声が響きわたってゲームセット。
ユニオンズは52勝98敗4分(引分けは0.5勝に換算)で、勝率は3割5分0厘。
ギリギリで制裁金をまぬがれた。
※以下、下段省略
これを「八百長ではないのか・・」
と、目くじらを立てないで貰いたいのです
競馬や競輪のように賭けの対象ではなく
また、優勝を争っているチーム同士の対戦でもありません
まだプロ野球の草創期で
将来がどうなるかわからない時代
リーグ全体の繁栄を願う
いわば運命共同体としての心情から
誰に強制されたわけでもなく
自発的にそうなってしまったのです
もちろん、金銭の授受もありません
いいか悪いかではなく
いかにも日本人的なエピソードだと思いませんか
どんなに時代が変わっても
この日本人の美徳は失いたくありません
では、どちら様も
試合というものは
相手があって初めて成立するのです
😎これは確実にK.K時代のPLにも負けるな
今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました
では、また。。。
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