日々楽しく、自由きままに!

気まぐれおやじの日々の出来事や趣味の旅行記を綴っています

もう時効です。40年以上前の高校受験

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皆さんこんにちは、こんばんは!

本日も気まぐれおやじのブログにご訪問ありがとうございます

おいらは今日も「日々楽しく、自由きままに!」

 

はてなブログ今週のお題「試験の思い出」です

 

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今から40年以上前になりますが、おいらにも”一応高校受験”というものがありました

タイトルでお気づきかと思いますが…

ですから”一応”にしました

 

当時おいらは、小学1年生から始めた少年野球を経て、中学時代は中学校のクラブ活動には入らず、リトルシニアに所属していました

そこで3年間、硬式野球でひたすら練習に励んでいました

目指すは勿論、甲子園です

 

中学3年生になって最後の大会も終わり、さぁ~!どこの高校に行こうか相当悩みました

こんなおいらにも複数の高校からオファーがあったからです

鳥取県の倉吉北高校、福井県福井商業高校、東京の日大三校です

 

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おいらは、県に高校の数が少なくて、甲子園出場確率が高いし、一つ上の先輩が3人いる倉吉北高校に進む方向で考えていたのですが、おいらに寮生活なんて出来ないと、両親の猛反対を受け断念…

仕方なく地元大阪の高校を受ける事にしました

(倉吉北高校はこの年夏の甲子園に先輩2人が出場しています)

 

地元大阪の高校を受けるのはいいのですが、さぁ~大変です

何が大変って、お頭の問題です

野球バカのおいらは、それ程お頭が良くありません

なのでおいらはスポーツ推薦入学のある倉吉北高校に進学しようとしたのです

 

おいらの高校受験の時代は、大阪で甲子園に出れる確率の高い高校と言えば、当時私学七強と呼ばれ、PL学園北陽高校、浪商、近大付属高校、興国高校、大鉄高校、明星高校の7校でした

これらの7校は、大阪府予選において覇を競い、毎年春・夏の甲子園出場の常連校となっていました

その中でもPL学園は最強でしたね

 

自宅から通う事を考え、いろいろな条件と、おいらのお頭で通りそうな高校を模索して、そんな7校からおいらが選んだのは大鉄高校です

残念ながら現在は阪南大学高等学校に名前が変わり、おいらの時代とは違いお頭の方もかなり良い高校になっています

 

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しかしそんなかつての大鉄高校野球部にも、皆さんが知っている超有名な大先輩がいます

その方は、「そんなん貰ったら立ちしょんも出来ない」と言って国民栄誉賞を辞退してしまった人です

もう分かりましたよね

そうです、世界の盗塁王福本豊さんです

 

おっと!脱線してしまいましたが、そんなこんなで大鉄高校を受験しました

そして無事合格したのです

 

・・・!

 

(天の声)

そら通るでしょ…

あんたインチキしたんだから

 

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インチキとは…

インチキとは、ごまかし、不正、にせものであること、そのようなさまを言う

 

ごまかし、不正、ごまかし、不正・・・・・・

 

実は、リトルシニアの監督と、大鉄高校の野球部の監督が知り合いで、野球部監督が学校側に相談を持ちかけてくれていました

 

何も知らないで受験を受ける"真面目なおいら"

策を練ってくれていた学校側

そのカラクリはこうです

 

先ず試験会場に入る前に、監督から知らんおっちゃんに会わされました

そのおっちゃん言わく、試験が始まって数分したら、監視員の人に「トイレに行きたいと言いなさい」と、「そして許可を得てトイレに行き、トイレにいる人からメモを貰って答案用紙に答えを書きなさい」と、「この時に他の受験生にバレ無いように」

この様に言ってそのおっちゃんは学校の方に入って行きました

 

えぇ〜!こんな事してバレたらどうすんの?と思いながらも監督と別れて試験会場に…

そして試験が始まるのですが、何と?そこにいる監視員はさっきのおっちゃんです

 

試験が始まり数分が経ち、もたつくおいらに目で合図する監視員のおっちゃん

 

「す、すみません。ト、トイレ行っていいですか?」

 

後はおっちゃんの言う通りに解答し、無事終了…

しかし教科ごとにトイレ行かして下さいって、他の受験生からしたら「あいつ腹下しとるんか?」って思われていたんでしょうね

 

後日合否発表を見に行くのですが、何故かその晩監督から電話があり、合格を知らされました

 

おいらの名誉の為言っておきますが、金銭の授受は一切ありませんので、裏口入学とは違います

 

学校側は甲子園出場で、全国的に有名になり生徒を増やしたいので有望な子を取りたい、有望な受験生は、甲子園常連校に入って野球がしたい

両者の思惑が一致と言うわけです

 

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1980年代前後はこんな事が当たり前の様に行われていた時代なんです

当時PL学園が甲子園出場を果たし、そのメンバーを見てみると、全国から集められた有望な子達がズラリ、だから大阪代表では無く全国代表などと揶揄された事もありました

 

有望な子は甲子園出場の夢を見て、いかに出場出来る確率の高い高校に進むかを考えます

その流れは今でも続いています

有名な選手で言えば、楽天田中将大選手と巨人の坂本勇人選手は、小学生時代兵庫県伊丹市の少年野球で、同じチームメートです

両選手共甲子園出場を求めて、兵庫県の高校では無く、田中選手は中学時代ボーイズリーグを経て、北海道の駒大苫小牧高校に、坂本選手は中学時代リトルシニアを経て、青森県の八戸光星学院高校へ進学しています

 

ただ彼ら二人はイカサマはしていないですよ

いや!していないと思いますよ

彼らの時代でもそんな事をしていたら、大変な事になりますからね

 

もう時効です

40年以上前の出来事です

今週のお題イカサマ「試験の思い出」です

 

今回も最後まで読んで頂き

ありがとうございました

では、また。。。

 

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