皆さんこんにちは、こんばんは！
本日も気まぐれおやじのブログにご訪問ありがとうございます
おいらは今日も「日々楽しく、自由きままに！」
週明け雨模様の気まぐれ地方です
しかし、おいら雨って嫌いでは無いです
雨って結構ドラマがありますよね
数十年前のおいらが学生だった時の、青春ドラマになるはずだったエピソードです
学校帰りに、雨が降ってきました
おいらは傘をたまたま持っていたので、それを差して歩いていました
ふと前を見ると、どこかの学校の女子高校生
傘を持っていないらしく、濡れながら歩いています
よく見ると、中学校の時から知ってる女の子でした
一つ年下の女の子
話した事は一度も無かったので、その子がおいらを知っているかどうかは分かりません
おいらの家は、そこから走れば1分もかからないところでした
しかし彼女の家は、10分ほどかかるはずです
『10分もかかるとずぶ濡れになる』
そう思って、彼女のところへ走って行きました
そして、傘を差し掛け…
『濡れるからこれ持って行き』
驚いた彼女は…
『えっ、いいです』
『おいら、すぐそこやから』
そう言って、傘を渡し、おいらは家までの道を走りだしました
おっ、これってちょっと格好いいと思いながら20メートルほど走ったところにある三つ角を、右へ颯爽と走り抜ける予定だったのです
しかし、左足が滑り、次に溝を越えてから着地するはずの右足は、側溝へズボッ、ドテッ
靴に水がドバァーっと、服に泥がベタ
彼女はそんなおいらの後ろから、何か言葉をかけてくれてましたが…
もう、恥ずかしくって･･･
急いで立ち上がり、振り向きもせずに、家まで猛ダッシュで帰りました
雨のドラマは、恋のプロローグのはずだったのに…
コメディーのエピローグになってしまいました
数日後、我が家のドアの前に、綺麗に畳んだおいらの傘が立てかけてありました
『ありがとう』のカードとともに･･･
その日以来、彼女には会っていません
みなさんには、どんな雨のドラマがありますか？
今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました
では、また。。。
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