日々楽しく、自由きままに!

気まぐれおやじの日々の出来事や趣味の旅行記を綴っています

処方箋薬局の闇!その1

当ブログには広告を掲載しています

★気まぐれおやじの広告★

かなり前からだが、医療費について気になっていた事がある

その件について書いておこうと思う

 

少し前置きが長くなるが...

今から三年半ほど前に痛風になってしまったんだわ

右足の親指の付け根が倍以上に腫れあがり、トイレに行くにも大変なくらい寝たきり状態になってしまった

痛風、まさに風にあたっても痛いとは上手く言ったもんだ

それで尿酸値を下げる為、月に一度薬を処方してもらいに病院に通っていたんだわ

そこの病院は、個人で開業している外科病院で、混雑もせず今では珍しく院内処方してくれていたんです

診察券出して、診察して、薬貰って会計まで20分ぐらいで済むので凄く良かったのだが

一年後ぐらいの定期検査(血液検査)で、尿酸値は問題なかったのだが、γ-GTPの数値が高く肝臓の疾患が疑われるらしいので、一度内科の病院で診てもらった方がいいですよと言われたんです

幸い肝臓の検査結果は大した事は無かったんですが、血圧がかなり高めで薬を処方される破目に...

二つの病院に行くのもかなわんな~と思っていたのだが、痛風の薬も処方してくれるみたいなので、病院を変えることにしました

それがきっかけで今のクリニックに行くようになったんです

このクリニックでは、院内処方はしていません

いわゆるクリニックで処方箋を貰って、処方箋薬局で処方薬を貰うというスタイルです

最近では、このスタイルが普通にまかり通っていますが、いつからこんなスタイルになってしまったのだろう?

おっさんが20代ぐらいの時は、まだ大病院も小さい病院も普通に院内処方されてたけどな~!

 

さて、ここからが本題や!

1月19日にクリニックに行った時の領収書と明細書です

A 診療明細・領収書

f:id:koulog:20210121101940j:plain

B 診療明細書

f:id:koulog:20210121101957j:plain

昔の様に院内処方だとここに薬剤料の点数が付くことになる

前置きで書いた個人で開業している外科病院はこのスタイルです

ここまでは納得できる

 

腑に落ちないのはここからです

1月19日に処方箋薬局に行った時の領収書と調剤明細書です

C 領収書

f:id:koulog:20210121103435j:plain

D 調剤明細書

f:id:koulog:20210121103721j:plain

普通に薬局で薬処方して貰って金額が〇〇〇〇円なんや~!

で終わってる人が大半やと思うんやけど、おかしいと思わん?

 

まず、青色で丸してる調剤技術料188点からいこか

これだけで薬局に1,880円入る事になるんや

日本調剤HPによると

調剤技術料とは大きく分けて3つからなってるみたいで

1.調剤基本料1 42点

薬局の設備・機器などの使用に対する点数(費用)

おっさんの場合、3種類の錠剤を30日分(10錠×3×3種類)貰うだけなので、設備・機器などの使用は?

2.調剤料 86点

薬の調剤に対する点数(費用)

おっさんの場合、3種類の錠剤を30日分(10錠×3×3種類)揃えて貰うのでこれは一応該当にしておくけど...

でもただ単に収納しているケースから出してもらうだけだと思うんやけど...

3.各種加算料

薬を飲む時間ごとにまとめる「一包化」など、特別な調剤を行った時の対応への点数(費用)と書かれているが...

地域支援体制加算 38点

かかりつけ薬剤師が機能を発揮し、地域医療に貢献する薬局の体制等を評価するもの

おっさん勝手に地域支援してるのか?

金取るための後付けの口実みたいで、まったくおっさんには関係ないところで加算されてる

後発医薬品調剤体制加算 22点

薬局が後発医薬品ジェネリック医薬品)を取り揃えて患者さんのジェネリック切替要望に応えられる体制を整えていること、および後発医薬品の使用促進を行うことに対して加算されるもので、その患者さんがジェネリックに切り替えたかどうかとは無関係に一律加算されるものです

おっさんの場合、一部後発医薬品使用の為該当

後発医薬品使って安くなっても、加算されてたんでは意味ないんじゃないのか?

 

要はおっさんの場合三種類の薬を用意してもらうだけで、

何と!薬局に1,880円も払ってる事になる

くすり代は別でやで

めっちゃボラれてるやん!😠

 

次に赤色で丸してる薬学管理料43点

これも薬局に430円入る事になるんや

薬剤服用歴管理指導料 43点(おくすり手帳あり)

ちなみにおくすり手帳無しだと57点(570円)になる

薬剤師が患者さまに安全にお薬を使用していただくために必要な情報の収集・分析・管理・記録や、お薬のお渡しの際の説明に対して与えられる点数(費用)

安全に薬を使用していただくために必要な情報の収集・分析・管理・記録って何やねん

クリニックで払った医学管理、特定疾患療養管理料と同じやないんか?

しかもそんなもん建前だけで、実際は医者が処方した処方薬をただ調剤して出すだけやん

実際いつも「〇〇さんお薬前回と同じで〇〇〇〇円です」で終わってるし...

さらにお薬のお渡しの際の説明に対して与えられる点数ともあるが、家電量販店である家電の説明を聞いて買ったとしよう、その支払いの時に説明代を求められますか?

こんなバカげたシステムは、薬局が儲かるようになってる仕組みとしか思えない

さらにおくすり手帳有る無しで14点の差って何や?

おくすり手帳にその時の調剤の記録みたいな感じで、シールをその都度貼ってるけどそれが14点(140円)なんですかねぇ?そないしますか?

 

おっさんが思うには

調剤料         86点(860円)

後発医薬品調剤体制加算 22点   (220円)

薬剤料          730点 (7,300円)

合計           906点 (9,060円)

これが本来の納得できる点数(費用)ではないかと思う

961点(Dの写真参照)から55点(550円)も無駄に払っている事になる

おっさんの場合3割負担なので272点(2,720円)となり、160円も無駄金を払っている

個々にとっても160円は無駄かもしれないが、残り7割の390円が保険から無駄に使われている事も忘れてはいけない

しかも、あくまでも個人の一回の金額である

年単位で、医療にかかっている全ての人の金額だと、莫大な金額になる事は言うまでも無いだろう

こんな無駄な事ばかりしていると、いずれまた保険料が上がるのは目に見えている

ただ、先にも書いたように院内処方が主流だった時は、クリニックの費用におよそ薬剤料が加算されるので、クリニックの点数490点(Aの写真参照)+薬剤料730点(Cの写真参照)で1220点になると思われる

即ちおっさんの場合3割負担なので、366点(3,660円)になると思う

今回クリニックと、薬局に支払った金額が4,350円なので690円も安くなる事になる

料金の支払いが2ヶ所になるため、現行の保険制度上患者の自己負担が増える

これが医薬分業の最大の弊害である

 

さらに不思議な現象が起こるんだわ

つづきは続編で書いていこうと思うので次回その2で...

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

おっさんのブログは、にほんブログ村に参加しています

ポチっと応援よろしくお願いします

 

 

YouTube動画はこちら 

f:id:koulog:20210511111040p:plain