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処方箋薬局の闇!その2の続編

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以前に処方箋薬局の闇について書いた続編です

 

その1では医薬分業の闇について書きました


その2では処方薬の闇について書きました


今回はその2の続編です

 

前回のおさらいになりますが

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この写真は上が去年の12月分で、下が今年の1月分の薬局の領収書です

先月より1月の方が40円安いです

この領収書だけではおっさんにしか分からないので、調剤明細書を見てください

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赤く囲んでいるところに注目です

この写真も上が去年の12月分で、下が今年の1月分の薬局の調剤明細書です

去年の12月からLDLコレステロールの数値を下げるために、新たにロスバスタチン錠を処方する事になりました

それで、中途半端な日から飲み始めたので、次回約一か月後に処方して貰いに行く時点で、フェブリク錠(痛風の薬)とアジルバ錠(高血圧の薬)が10日分残ってしまい、数量を合わすのにロスバスタチン錠を10錠余分に処方して貰いました

上下比較して調剤料が30日分から40日分になって77点から86点になっているのは何となく分かるのですが...

でもこの場合、一種類だけが40日分で二種類は30日分なのだから、分けて点数が付くのではないのかなと思ってしまうのですが???

まとめてハイ何点みたいなものなのか?

何かどんぶり勘定されてるみたいですね

さらに1月は、ロスバスタチン錠が10錠多いのに12月の750点より20点も少ない730点の訳は?

おっさん12月ボラれたのか?

それとも1月得したのか?

ただ単に12月が間違いなのか?1月が間違いなのか?

 

結論が出ずに先送りになっていたのだが、2月も処方箋して貰いに行ったので、この件を聞いてきた

 

単純に12月と1月の料金どっちが正しいの?

結論から言うとどちらも正しいらしいです

 

何?どう言う事???

 

薬価計算法でそうなるらしいです

 

何じゃそりゃ?

 

ここでは計算式を省きますが、例えば、A、Bの薬を毎食後服用×30日分と、Aの薬は毎食後服用×30日分で、Bの薬は毎8時間服用×30日分では、同じ薬で数量が同じでも計算式が異なれば価格も違ってくるそうです

なので、おっさんの薬も、3種類とも1日1回朝食後×30日分なので、3種類をどんぶり勘定的に計算されたのが12月分で、ロスバスタチン錠を10錠余分に貰った事で1種類だけ個別に計算し、2種類はまとめて計算されたのが1月分らしいです

これにより12月と1月の薬代に差額が出て来たらしいです

 

計算式の仕方で価格の違いが出てくるのは何となく分かったが、では何故1月の方が薬の量が多いのに価格が安くなったのか?

理由は、3種類の薬の内2種類は先発品の為薬価が高く、ロスバスタチン錠だけが後発品で薬価がかなり安いと言う事です

この為3種類まとめて計算すると、安い薬も高い薬の価格に引き上げられて総合的に高くなる傾向があるのがこの計算式です

これに対し個別で計算すると、安い薬は安い価格のままになるみたいです

それで1月は安くなったのだそうです

 

でも何か納得いかん

 

こんなことで本当にいいの?

と言っても国で決まった計算式なのでどうしようもありません

おっさんの場合3割負担なので、40円の差額が個人負担ですが、全体では約133円の変な差額が出てしまいます

この内の93円は保険料から出る事になるのでしょう

仕入れ値は決まっているでしょうから、差額の約133円は処方箋薬局の丸儲けになるのではないでしょうか?

おっさん一人で一ヶ月約133円、一年で約1596円になります

世の中に処方箋して貰っている人で、差額が出る人何十万人、何百万人いますか?

変な計算式で、莫大な金額が保険料から無駄に消えて行くのに、その処方箋の闇には手を付けずそれでいて、医療費が増えれば簡単に保険料を上げてくる

また、一部高齢者の医療費を1割負担から2割負担にしようとしているのだから開いた口が塞がらない

 

ふざけるな!

 

声を大にして言いたい

 

ま〜!いくらこの人達に言っても物事が解決する訳では無いので、ここは理由が分かっただけで良しとします

ただ、理由は分かったけど、はいそうですかっちゅ~訳には出来ないので、そこで使う使わないは別として、ロスバスタチン錠を10錠多く貰った方が安いのなら、そうして下さいと頼んでみた

そうすると、許可なく数量を多く渡す事が出来ないので、何と担当の先生に確認してみますだって

 

ハ~!何それ?

 

あなた達、薬剤服用歴管理指導料として43点(430円)取ってるんじゃないの?

薬剤服用歴管理指導料とは、薬剤師が患者に安全にお薬を使用していただくために必要な情報の収集・分析・管理・記録や、お薬のお渡しの際の説明に対して与えられる点数(費用)じゃないのか

この一連の流れで、担当医に確認する意味が分からない

薬価計算法の問題で薬代に差額が生じているのに、担当医には関係ないでしょ

結局医者の言う事に縛られるんならば、薬剤服用歴管理指導料などいらないはずです

 

病院に連絡して一応了解を得たみたいで、ロスバスタチン錠を10錠多く貰って、価格も安くなる方にしてもらう事になったのですが・・・

医者からの了解を得た途端に、ま~薬剤師の手のひら返しの早い事

何て言ったと思います

「この方法で10錠ずつ3か月余分に貰う事を続けたら、3か月後は他の2種類だけでいいですもんね」だって

事の本質をはき違えていませんか?

 

ま~!あきれて薬を貰ってさっさと帰ろうと思っていると・・・

最大のオチが待っていました

 

何と!おっさんが処方して貰っていたロスバスタチン錠は、あの小林化工の薬だったのです

 

聞いてびっくり大丈夫か?

 

大丈夫じゃなくても大丈夫ですって言うよね

何の根拠もないのに

それ以上ににおっさんが腹が立ったのが、このロスバスタチン錠を初めて処方して貰ったのが、12月22日なんです

小林化工の一連の問題が発覚したのが12月5日です

普通死者まで出ている健康被害が、報告されてる会社の薬を処方するか?

処方される側は、処方される薬を何処の製薬会社が作っているのか何て、知らないのが普通でしょ

この処方箋薬局のモラルを疑います

次回から処方箋薬局を変える予定です

結局業務停止をくらい、薬が入荷しない事により今回からトーワ薬品のロスバスタチン錠を処方する事になったのですが、小林化工より薬価が1錠あたり約7円高く、結局10錠増やせば逆に高くなる結果に

同じジェネリックでも差額が約7円もあるなんて事があるのでしょうか?

どう考えても長期営業停止を踏まえて、たたき売りしたとしか思えない薬価です

また逆にたたき買いして安く仕入れ、それを処方して儲ける手口だったのでしょうか

もう30錠ずつでいいわと言ってさっさと帰って来ました

 

何か処方薬の闇を暴こうと思たのに、チャンチャンな結果になったって言う話でした

 

ただ、皆さんも必ず明細書の確認をお勧めします

少なくとも先月と見比べて同じ薬代なら問題ないと思いますが、変動があった時は迷わず確認する方がいいですよ

それと先発品、後発品、複数の薬の服用で服用時間が異なるなどで、効能・効果が同じ薬でも薬代は大きく変わってきます

特に高齢者は、複数の薬を処方されている方が多いと思いますので、たとえ1割負担でも1か月の薬代はバカになりません

処方箋薬局は患者が1割負担だろうが、3割負担だろうが関係ありません

10割の収入が入るのですから

ですから処方箋薬局で、安くなる方法を薬剤師に聞いて薬を処方してもらいましょう

その為に薬剤服用歴管理指導料を払っているのだから

ただ出された薬を処方されているだけなら、処方箋薬局の思う壺ですよ

 

 では、また...

 

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