2020年7月10日から15日間、北海道くるま旅をしたのだけど、今回15日間の旅を終えて、こんなに長い旅をしたのも初めてだし、車での長距離フェリーも初めて、宿泊施設に至っては、今回初めてペンションにも泊まりました
そんな初めてばかりの旅で、今後の旅の参考になることが多々あったので記録しておこうと思います
ちなみにただ自分の車で旅をしたのでくるま旅と書いていますが、くるま旅と言うと大体の人が車中泊をイメージしますが、車中泊はしていませんのであしからず
では、大きく分けて交通手段、宿泊施設、観光地、旅行費用の四つを個々に考察していきます
これまでの交通手段、宿泊施設、観光地の記事は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非一読を
三つのエリア【道央】【道北】【道東】の主だった観光地の感想や、ここは最高に良かった~って思う場所、ここはまた違う季節に来たいなと思った場所などを、書き留めとこうと思います
あくまでこの夏15日間の旅の経験及び体験が前提になっての感想です
今年コロナで諦めて行けなかった方や、来年夏に北海道旅行を考えておられる方はよろしければ参考にしてください
前回の【道央】エリアの記事は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非一読を
では、今回は【道北】エリアです
【道北】エリアは縦に長く、北は最北端宗谷岬から南は富良野を越えて占冠村までが、【道北】エリアです
今回の旅では日本海の海岸線を進んで増毛、留萌から最北端宗谷岬に向かい、そこからオホーツク海の海岸線を進んで、【道東】エリアの紋別まで行くルートです
その良かったと思う観光地と、美瑛、富良野方面の良かったと思う観光地を書いていきます
それでは【道北】エリアの観光地の感想です
日本海オロロンラインは、ここは最高に良かった~って思う最高の道です
小樽に始まり稚内までの約380㎞の海岸を走る道が日本海オロロンラインで、
この道そのものすべてが景観スポットといえるかもしれません
天気の良い日に海岸線をドライブしながら北上するには、日本海オロロンラインは最高のドライブロードです
この日は北海道くるま旅4日目で、故高倉健さんのロケ地巡りも兼ねてて、夕張にある『幸せの黄色いハンカチ思い出広場』から『駅 STATION』のロケ地増毛に向かう途中から日本海オロロンラインを走り、雄冬岬に寄った後増毛に向かいました
故高倉健さんのファンの方や、邦画好きでロケ地巡りが好きな方にはおすすめなのが
『駅 STATION』のロケ地増毛駅です
『風待食堂』は今でも外観は変わらず当時のまま保存されています
駅周辺には歴史的な建造物が大変多く、ゆっくり散策して見て回るのも楽しいです
国稀酒造は最北の酒造会社で酒蔵を見学することも出来ます
見てよし、食べてよしの増毛は、北海道では穴場的な存在といえる街です
『幸せの黄色いハンカチ思い出広場』から『駅 STATION』のロケ地増毛観光など北海道くるま旅4日目の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
このオロロンラインを北上する上で、ちょっと怖いエピソードを学べれるのが苫前郷土資料館と三毛別羆事件復元現場です
クマの獣害としては日本史上最悪の被害を出した事件、それは三毛別羆事件です
1915年12月9日、三毛別六線沢の集落に380kg、体長2.7mの巨大な羆が現れ、開拓民7名が死亡3名が重傷を負った日本史上最悪の羆による悲劇的な事件です
悲劇の舞台となった民家を当時のように再現し保存しているのが三毛別羆事件復元地です
また苫前郷土資料館では当時の様相を一部復元し、またヒグマと人間との関わりについても写真や図表を使って紹介しています
冒頭にも少し書きましたが、日本海オロロンラインの本当の素晴らしさは、天塩町から稚内まで続く道道106号線通称萌える天北オロロンラインがメインロードです
高さ約100メートルの風車が3.1km一直線に連なっている景色は圧巻です
このオトンルイ風力発電所の道路は、ツーリングやドライブの聖地となっています
人工物とはいえライダーやドライバーに感動を与えてきました
今後もサロベツ原野のシンボル的存在でしょう
サロベツ原野駐車公園からは利尻富士が見え、素晴らしい風景に圧倒されます
さらに先に進み稚咲内辺りでは、CMに出てきそうなロケーション
まさにTHE北海道!
こんな道が延々と続きます
そりゃあ~誰かて一度は走ってみたくなります
と言うより何度も来たくなる、走りたくなる道です
ノシャップ岬は2番目に最北端にある岬で、稚内灯台も日本で二番目に高い灯台です
何かと二番が好きみたいです
宗谷岬に行く前にチョット休憩がてらにどうぞって感じです
留萌から先の観光地と、載せきれていないオロロンラインの見所など北海道くるま旅5日目の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
しかし、宗谷岬の手前に人気の道があります
それが白い道(シェルロード)です
この道を通り、宗谷丘陵を眺めて宗谷岬に行くのがおすすめです
突然蝦夷鹿が現れるかもしれません
この日は曇っていたので、あまり良い写真が撮れなかったので分かりにくいですが、
ロケーションは最高です
宗谷丘陵を眺めて、宗谷岬公園に進み、旧海軍望楼の展望台から宗谷岬を眺望
この公園には普通に蝦夷鹿が草をむさぼり食っていたのにはビックリ!
旅人は、ここを旅のゴール地点、折り返し地点のごとく 最北端宗谷岬を目指すよね
何かここに着くと達成感みたいな物を感じるんでしょうか?
現に私も、来た~!って感じになりました
ここは是非とも達成感を感じに行くべきです
宗谷岬までにも色々と行っているので、北海道くるま旅6日目前半の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
宗谷岬を境に日本海側からオホーツク海側を南下していく上で、ここも絶対走っておきたい道があります
それは西側の横綱がオロロンラインならば、こちらは東側の横綱エサヌカ線です
この日は曇っていて、晴れていれば絶景ロードです
右も左も前も後ろもな~んにもな無い、地平線に向かってただただ走っていく
そんな道が約8.5km程続きます
もちろん信号なんてありません
右も左も牧草地、何もない所に一本の道だけです
まるで空港の滑走路みたいです
ここも何度も来たくなる、走りたくなる道です
宗谷岬からエサヌカ線までと、道東の紋別までの北海道くるま旅6日目後半の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
道北最大の観光地と言えば、美瑛、富良野でしょう
中でも美瑛の丘巡りは最高のロケーションを楽しめます
車で回るのもいいですが、出来れば小回りの利くレンタルバイクやレンタル自転車で、ゆっくり時間をかけて回るのがおすすめです
先ずはパッチワークの路エリアですが、100%行くべきです
ぜるぶの丘からケンとメリーの木へ
絶景スポットがあれば写真を撮って
セブンスターの木からマイルドセブンの丘へ
マイルドセブンの木から親子の木、北西の丘展望公園へ
パッチワークの路エリアの観光を綴った北海道くるま旅12日目前半の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
続いてパノラマロードエリアも
100%行くべきです
赤い屋根のある丘です
多くのカメラマンが美瑛を象徴する風景として、好んで撮影する有名なフォトスポットです
パノラマロードエリアにも絶景スポットは沢山あります
自分自身で絶景スポットを探しながら進んで行くのも旅の楽しみ方の一つです
四季彩の丘は、カラフルな花々がパッチワークのように彩りを加え、遠くから眺めたら、まさに花で描かれた絨毯、どこを切り取っても絵になる絶景です
さすがにどうでしょう?レンタル自転車ではここまではキツイかな?
幻想的なコバルトブルーが美しい青い池
神秘的なこの色は通称「美瑛ブルー」とも呼ばれています
かなり観光地化されてしまったけど、一度は見てみたい池です
ただ、雨が続いた後などは残念な池になるので注意が必要です
私、前回の北海道旅行で経験しています
そんな経験話と、この先望岳台までの観光を綴った北海道くるま旅12日目中盤の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
望岳台は、美瑛が誇る絶景山岳スポットにふさわしい場所です
地面のところどころにあるゴツゴツとした石に、なんとも大地の凄みを感じます
7月のファーム富田はラベンダーだらけです
もちろんラベンダー以外の花も楽しめます
中でも、彩りの畑は圧巻です
是非とも一度は7月のラベンダーの時期に訪れたい場所です
今年度は休園中なので、例年どれぐらい混んでいるのか分かりませんが、あまり混んでいないようならばファーム富田ラベンダーイーストもおすすめです
富良野近辺をドライブがてら観光するなら、「上富良野八景」からパノラマロード江花とジェットコースターの路がおすすめです
パノラマロード江花は、まっすぐに伸びる道が、十勝岳連峰の富良野岳へと吸い込まれるように続きます
また、ジェットコースターの路は、その名にふさわしいアップダウンの路が続いています
7月ラベンダーの時期限定ですが、日の出ラベンダー園もおすすめです
鮮やかな紫色とさわやかな香りで心癒されます
北海道くるま旅12日目後半の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
再び、故高倉健さんのファンの方や、邦画好きでロケ地巡りが好きな方にはおすすめなのが
鉄道員(ぽっぽや)のロケ地幌舞駅(幾寅駅)です
駅舎内には、貴重な資料だったり、サインやスナップ写真も展示されています
今となっては貴重な一枚のスナップ写真と志村けんさんのサインです
幌舞駅(幾寅駅)までにも色々と行っているので、北海道くるま旅13日目前半の旅行記は、こちらにリンク貼っておきますので、ご覧になっていない方は是非見てください
【道北】エリアもまだまだ行けていない観光地が沢山あります
今回は、海岸線を進んで行くルートを選択しましたが、当然内陸ルートもあるわけで、またそこには私の知らない観光地が沢山あるはずです
北海道旅にお終いはありません
観光の仕方自体が人それぞれのスタイルがあります
例えば私の様にごく一般的な観光地を巡って行く旅や、鉄道好きな人は無人駅を巡って行く旅をされてる方もいます
珍しいところでは、炭坑マニアの方は北海道にある炭坑の遺構を巡る旅をされている方もいます
北海道の道の駅を制覇しようと道の駅巡りの旅をされてる方もいます
視点を変えればいろんな旅が見えてきます
この旅が終われば、次の旅を考えれるのが北海道旅です
だから北海道旅はエンドレスなんです
次回は、私が良かったと思う観光地【道東編】を書いていきます