日々楽しく、自由きままに!

気まぐれおやじの日々の出来事や趣味の旅行記を綴っています

事故現場に頭を下げる車掌の思いは・・・

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皆さんこんにちは、こんばんは!

本日も気まぐれおやじのブログにご訪問ありがとうございます

おいらは今日も「日々楽しく、自由きままに!」

 

少し前の事ですが、9月の末頃だったと思います

仕事で電車に乗って、宝塚市にある得意先に行った時の事です

その帰りの出来事を、書こうと思っていて忘れていました

 

おいらはその日、行きは阪急電車宝塚駅まで行きました

しかし、尼崎の得意先に寄る用事があったので、帰りはJR福知山線宝塚線)で尼崎まで行きました

 

JR福知山線、何度もニュースになった路線です

今から17年前の2005年(平成17年)4月25日に起きた、JR福知山線脱線事故

106名の尊い命を奪い、500名を超える方々を負傷させるという極めて重大な事故で、今でも後遺症に悩まされている人もいます

 

高速でカーブに突っ込んだため、曲がりきれずにその列車の前5両が脱線しました

先頭の2両は線路脇の分譲マンションに激突

1両目がマンションの1階の駐車場に突っ込み

2両目は・・・・・・

マンション外壁へ横から激突し、さらに脱線逸脱してきた3、4両目の間に押しつぶされて、外壁にへばりつくような状態で、1、2両目は原形をとどめないほどの大破でした

本当に悲惨な事故でした

 

現在は、「祈りの杜(もり)」と名付けられ、列車が衝突した9階建てマンションの上層階を撤去し、4階部分までを保存して、ドーム状の屋根をかぶせています

そして、事故を決して風化させぬよう、列車がマンションに衝突した痕跡が残る部分を中心に、列車が脱線してからマンションに衝突するまでの空間や、懸命な救急・救助活動の行われた場所を保存しているそうです

事故後、おいらも何度もここを通りましたが、毎回胸が苦しくなります


さてその日もおいらは、一番後の車両の一番後のドアのところに立っていました

列車が塚口駅を過ぎ、名神高速道路の高架下を通過し、事故現場に近づくと大きく減速しました

いよいよ事故現場だ

 

※実際は帽子を取られていました

すると、車掌室にいた車掌さんが、事故現場にさしかかる時、深々と頭を下げておられたのです

17年経った今尚、帽子を取り、本当に深々と・・・

40代後半だろう感じの車掌

顔を上げると、とても悲しそうな表情でした

自分たちの仲間が起こしてしまった事故

その責任の一端は自分にもある

そんな思いで、頭を下げておられたのだろう

そんな事をしても、亡くなった命は帰っては来ない

でも、それが自分に今出来る最大限の事

そんな事しか出来ない自分が悔しい

車掌さんの表情は、心の中でそう叫んでいるように思えました

 

事故は悲しい出来事

だからこそ、今は安全を第一に考えるんだ

命を守るサービスに努めるんだ

 

「まもなく尼崎、尼崎」

 

車掌さんのキリッとした声に、そんな信念と情熱を感じました

 

今回も最後まで読んで頂き

ありがとうございました

では、また。。。

 

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