皆さんこんにちは、こんばんは!
本日も気まぐれおやじのブログにご訪問ありがとうございます
おいらは今日も「日々楽しく、自由きままに!」
おいらが弘子さんと知り合ったのは、2年ほど前のことです
弘子さんは、職場の近くに住んでおられる方です
もう80歳近いと思います
弘子さん、おいらの職場の近くで、毎日小学生の登校の見守りをされています
ただ横断歩道に立っておられるのではなく、毎朝2kmほど離れた公園まで行き、そこから学校まで子供達と一緒に歩いて見守り活動をされています
そんな弘子さんにお話を聞いたことがあります
弘子さんは、キャリアウーマンで、毎日遅くまで仕事をされていたそうです
その頃は、地域の活動には全く参加されていなかったとのことです
定年を迎えた時、たまたま自治会の仕事をしないかと声がかかり、それまで地域のために何もしてこなかったので、1年だけという約束で自治会の役員をされたそうです
こども会や、地域の掃除、住民の要望・・・
とても忙しい作業で、大変だったと言っておられました
でも、隣近所の関係が薄れていく都会で、なんとかみんなが住みやすくなるようにと、尽力されている役員さん達の姿を見て、今まで自治会を毛嫌いしていた自分が恥ずかしくなって、自分に出来ることをしようと思われたそうです
それからは、出来る限り自治会の作業を手伝ったとのことです
もちろん、大変なことが多かったけど、地域の方に感謝されたり、今まで話したことのない人と知り合えたりすることは、とても楽しいと言っておられました
そんな時、小学校の校長先生から、“児童見守り隊”を作って欲しいという依頼があったそうです
弘子さんは地域の子供のためと思い、みんなに声をかけて、見守り隊を結成しました
そして、見守るだけではどうなのかと思い、自分の健康のためでもあると、毎日子供たちと登校するようになったとのことでした
「大変じゃないですか」と、おいらが尋ねると…
自分の健康のために歩いているだけだから、と笑いながら答えた弘子さん
時々用事があったり、病気になったりして、見守りを休むと、次の日には必ず「お身体大丈夫ですか」と、近隣の方が声をかけてくれたり、「昨日はどうしたん」と、子供達が心配してくれたりするそうで、そのことが嬉しいと言っておられました
意地悪なおいらは、「夏休みとかはどうされているんですか」と聞くと、歩いてますよ
でも、子供達がいないと、正直今日は休もうかなと思うこともあります
と、言っておられました
その弘子さん、今年に入って3学期から見かけなくなりました
どうやら体調を崩して入退院を繰り返していたそうなんです
しかし先日、新学期が始まり、見守りをしておられる弘子さんを見かけました
おいらが、「お久しぶりです」と挨拶をすると、「覚えていてくれて、良かった」と言ってくれました
お身体も良くなり、また見守り活動を再開すると言っておられました
今年で18年目になるそうです
そんな弘子さんに感銘を受け、おいらも、自分が住む地域で、出来ることがあれば何かお役に立てないかなと思い、一昨年より自分が住む地域のこども食堂に、協力することにしました
近所のこども食堂には、共働きやシングル世帯の増加により、家庭でご飯が食べられない孤食になる子供が一定数います
そんな子供達に温かい食事と、居場所を提供しているのがこども食堂です
その運営はほぼボランティアで行われています
おいら自身大した事は出来ませんが、少しでも協力出来たらと思っています
これが、こども食堂に協力する事になったきっかけです
もし、弘子さんと出会って無かったら、こども食堂にも協力して無かっただろうし、それどころか地域活動にも参加して無かったでしょう
おいらにとって弘子さんは、社会貢献活動を教えてくれた偉大な先輩です
今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました
では、また。。。
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