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2022年4月23日
北海道の知床でとんでもない事故が起きてしまった
事故から約10日が過ぎ、未だ十数名の方が行方不明のままです
このニュースに張り付いていたいほど、この事故の続報が気になっています
他人事とは思えないのです
自称北海道バカのおいらとしても、この事故について何も語らないではいられない
北海道を愛するが故、おいらの思う事をつらづらと述べさせていただきたい
知床へは何度も行った事があります
最近では一昨年の7月に知床半島を訪れています
まさにその時、知床半島クルージングにも乗船しています
幸いおいら達が乗ったクルージング船は、今回事故を起こした知床遊覧船では無く、別の会社が運航するクルージング船でした
おいら達が乗ったのは、小型船で知床岬の手前ルシャ湾まで行くコースです
知床半島には海に流れ落ちる滝がいくつもありますが、ほとんどが海上からしか見る事が出来ません
幸いこの日は、ルシャ湾で親子のヒグマを見る事が出来ました
世界遺産知床のブランド力
知床半島クルージングは、知床観光の目玉でもあります
これから訪れようとしている方に不信感を与え、「知床」の名に傷をつけてしまった知床遊覧船の社長の罪は大変重いと思います
沈んでしまった観光船を引き上げるのに、斉藤国土交通相は2日、国が主導して観光船を引き揚げる方針を明らかにしました
もしこのまま放置したままだと、「この下にKAZU1が沈んでいるんだな」と思いながら誰が今後知床観光船に乗りたいと思うのでしょうか
同業者の方はどんな想いで船を出港させればよいのでしょうか
政府は、一連の費用は知床遊覧船に請求する事も検討していると言っています
多額の費用が掛かるのも分かるし、あの社長が私財を投げ打って、本当に引き上げようとするかもしれません
しかし、こちらに費用をかけすぎて、残されたご家族にお金が支払われないのもどうかと思うし、どうにかして事故原因の究明とこれからの知床観光のためにも、行方不明の方が皆さん見つかってほしいし、観光船も引き上げる事が出来たらと個人的には思っています
コロナ禍で、観光業の方がここ数年どれだけ辛くて苦しい思いをしてきた事か
GWのかきいれ時に運行を中止せざるを得なくなった同業者の方、それに伴いキャンセルを受ける事になった宿泊施設や飲食店の方…
ただただコストカットをするために、安全をないがしろにした人のために、まじめにやってきた方までが巻き込まれるなんて不憫でならないです
知床には自然豊かで素敵な場所がたくさんあります
いつもの事ですが、おいらに出来る事を…
近いうちに訪問する事で、応援したいと思っています
これまでに亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り致しますと共に、全員が一日も早く見つかる事と、被害者のご家族が少しでも納得出来る方向に物事が進みますように…
今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました
では、また。。。
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